「夢二と台湾2023」始動!

【夢二と台湾2023】
今年11月開催予定の「夢二と台湾2023」講演会の本格準備稼働開始を記念して、1月18日、制作陣が「神楽坂 夢二」に集合し、具体的な打合せを行いました。

講演・動画共にシナリオは2月末までに完成し、4月までに「夢二研究会」代表・坂原冨美代氏と特別顧問の京都大学院博士・王文萱氏の監修を受け、終了後本格的な動画制作に入ります。なお、台湾側とはすでに字幕製作・上映技術の開発などがJPI副代表Woody Lin、同補佐Jenny Yangを中心とした台湾チームにより進められており、9月16日(夢二の誕生日)の完成をめざします。

●「神楽坂 夢二」のウェブサイトです。

夢二と台湾

大正時代を象徴する存在である竹久夢二。彼は画家のみならず、詩人等としても多くの作品を生み出し、恋と旅を重ねた生涯を送りました。死去する前年の1933年、夢二は2年余の米欧の旅から帰国後すぐ台湾に渡航し、台北で個展を開催しましたが、絵は売れず、帰国船に乗り遅れ、絵等も全て紛失するという不運に見舞われました。これは、この事象をもとに、波乱に満ちた夢二の生き方に関わって行く新たな試みのプロジェクトです。