夢二と台湾

大正時代を象徴する存在である竹久夢二。彼は画家のみならず、詩人等としても多くの作品を生み出し、恋と旅を重ねた生涯を送りました。死去する前年の1933年、夢二は2年余の米欧の旅から帰国後すぐ台湾に渡航し、台北で個展を開催しましたが、絵は売れず、帰国船に乗り遅れ、絵等も全て紛失するという不運に見舞われました。これは、この事象をもとに、波乱に満ちた夢二の生き方に関わって行く新たな試みのプロジェクトです。

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氷川丸で台湾帰りの夢二を想う

2023.02.27 06:45

締切迫る挿絵動画「夢二 台湾の印象」(9月16日完成予定)のシナリオ制作のため、イメージをふくらまそうと横浜に向かいました。1933年(昭和8)、夢二の本土帰還には靖国丸が使われましたが、氷川丸はこれと同じ1930年に建造され、ほぼ同じ11000トン級の貨客船でした。両船とも当時...

「竹久みなみさんを偲ぶ会」が開催

2023.02.27 05:45

2月18日(土)、東京・目白にある「ギャラリーゆめじ」で開催された夢二の孫・竹久みなみさんの追悼会「竹久みなみさんを偲ぶ会」が開催されました。主催は夢二研究会(坂原冨美代代表)。竹久夢二美術館服部館長・石川学芸員など19名が参列。山形県酒田市の「舞娘茶屋 相馬樓/竹久夢二美術館名...

夢二の講演会に鳥が出迎え!?

2023.01.22 01:43

【夢二トピックス】1月21日(土)、日比谷図書文化館の「龍星閣がつないだ夢二の心―「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点―」で竹久夢二美術館学芸員・石川桂子さんの講演会「夢二が表現した“かわいい”と出会う ~龍星閣旧蔵竹久 夢二コレクションより~」に行ってきました。いまも「週報」...

新年快樂!

2023.01.21 00:00

あけましておめでとうございます! A Happy New Year! 新年快樂!

「かわいい文化」とは?

2023.01.20 09:33

【ワンポイント夢二】既に世界語になって久しい日本語「かわいい」。夢二が生み出したとされる「かわいい文化」。これに関する総まとめのような本がこれ。竹久夢二美術館学芸員の石川桂子編「竹久夢二 かわいい手帖」(河出書房新社)です。冒頭部分をご紹介します。「週報」にも連載中ですが、すぐに...

幻となった?夢二切手

2023.01.20 09:08

【夢二トピックス】この切手は、2022年2月に発行されたグリーティング切手「グリーティング(ライフ・花)」の切手。デザインは、大正ロマンを象徴する画家として著名な竹久夢二の作品から、「花図案」が題材になっています。千代紙、絵封筒、書籍装幀などで展開された「花・植物」モチーフの図案...

夢二と神楽坂の深い関係

2023.01.19 11:06

【ワンポイント夢二】「東京・神楽坂に『夢二』という日本料理店がある。身体が復調したらでかけよう。」とSNSにアップしたのは昨年の12月14日。血栓症でまだいつ退院できるかわからない状態だった。この時に見つけたのが神楽坂にある「神楽坂 夢二」。皮肉なことに病院の窓から神楽坂の入口が...

「夢二と台湾2023」始動!

2023.01.19 10:35

【夢二と台湾2023】今年11月開催予定の「夢二と台湾2023」講演会の本格準備稼働開始を記念して、1月18日、制作陣が「神楽坂 夢二」に集合し、具体的な打合せを行いました。講演・動画共にシナリオは2月末までに完成し、4月までに「夢二研究会」代表・坂原冨美代氏と特別顧問の京都大学...

彦乃の命日に奇跡続発!

2023.01.19 10:13

【夢二トピックス】1月16日は、夢二最愛の女性笠井彦乃の祥月命日(104周年)。「夢二と台湾」プロジェクト用動画制作仲間の鈴木愛子・秋葉由美子両女史と偶然本駒込駅で出会って一緒に墓参。帰りにふと立ち寄った「古本まつり」で、夢二の口絵のついた雑誌「女學世界」(明治42年)を発見。係...

東京都復興記念館で夢二

2023.01.19 09:29

【夢二トピックス】東京都墨田区の両国駅からほど近くにある「東京都復興記念館」。関東大震災と太平洋戦争の空襲時の資料を展示しています。その中に、東京渋谷で運よく被災を免れた夢二が東京中を駆け巡って都新聞に「東京災難畫信」を連載した記事と絵があります。これを寄贈した夢二の孫(虹之助の...

日比谷図書文化館夢二展

2023.01.19 05:25

【夢二トピックス】1月9日(月)、日比谷図書文化館の「龍星閣がつないだ夢二の心―「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点―」に行きました。展示会場は小ぶりながら、素晴しいレイアウトと夢二画の配置により、一気に夢二の世界に飛び込んでいく雰囲気。龍星閣は千代田区内にある出版社。夢二の没...

夢二画表紙の雑誌に遭遇

2023.01.19 05:13

【夢二トピックス】1月6日、竹久夢二美術館に向かう途上にある古書店で夢二画表紙の「淑女畫報」(大正4年)を発見!裏表紙がなかったので、なんと300円のお買い得。美術館に行ったら同じ本が展示中でこれまたビックリ!こいつは春から縁起がいい!

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